Photoshopの基本

Photoshopでやってみよう。写真から不要な物を消す簡単テクニック

「せっかく撮った写真なのに、背景に余計なものが映り込んでいる…」そんな経験はありませんか?
Photoshopを使えば、不要なオブジェクトを簡単に消して、まるで最初からなかったかのように自然な仕上がりにすることができます。

本記事では、初心者でもすぐに使える 「簡単テクニック」 を厳選してご紹介します!

コンテンツに応じた塗りつぶしを使う

難しさ:★☆☆☆☆
一番手軽で簡単、きれいに消すことができるとても便利なツールです。

1.消したい部分をツールボックスの[選択ツール]で囲む

投げ縄ツールやクイック選択ツール、長方形選択ツールなど、お好きな選択ツールで消したい部分を囲みます。

2.メニュー[編集]から[コンテンツに応じた塗りつぶし]を適用する

メニューの [編集] → [コンテンツに応じた塗りつぶし]を選択
写真に合わせた塗りつぶしが適用されました。
自動で周囲の背景になじませてくれるので、初心者でも簡単に使うことができます!

修復ブラシツールを使う(細かい調整向き)

難しさ:★☆☆☆☆
修復ブラシツールは少し細かい調整をしたいときに向いています。顔のシミやほくろなどを1クリックで手軽に消すことができます。

1.ツールボックスの[スポット修復ブラシツール] を選択

2.消したい個所をなぞる

消したい箇所をマウスでなぞるとき、細かい部分にはブラシの大きさを小さくしてやると、きれいに仕上がります。
「写真を入れる」

とても簡単にシミを消すことができました。

スタンプツールを使う(細かくより自然に)

難しさ:★★★★☆
スタンプツールは、写真の使いたい部分をサンプリング(抽出)して、別の場所に塗りつぶすことができるツールです。例えば顔写真のほくろを消すときに、近くの肌をサンプリングしてスタンプールで塗りつぶすと、自然な形でほくろを消すことができます。

1.ツールボックスの[コピースタンプツール]を選択する

2.Alt + クリック でサンプリングしたい場所を指定

Altを押しながら、サンプリング(抽出)したい場所が抽出できます。選択範囲を大きくすると塗りつぶし先も大きく塗りつぶされてしまうので、適度な大きさを選択することが大切です。

3.消したい部分の上でクリックして塗りつぶす

塗りつぶして消したい部分をマウスでクリックし、消していきます。細かく調整をしながら塗りつぶすと、自然な仕上がりになります。
(注意!)
抽出部分は、サンプリングした個所だけをコピーするのではなく、そこを中心に抽出されるので、塗りつぶし中に余計な箇所が入ってしまったらサンプリングしなおすとよいでしょう

いかがでしたか?
さくっと消すなら「コンテンツに応じた塗りつぶし」、簡単な調整なら「修復ブラシツール」、細かく仕上げたいなら「コピースタンプツール」など、状況に応じて使い分けると、簡単に自然な仕上がりになります。

どうしても自然に消すことができない・・一つのツールを限定して使うのではなく、いくつものツールを併用して調整していくと理想の仕上がりに近づきやすくなりますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

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